神石インターナショナルスクール(JINIS)は、2020年4月、広島県東部の神石高原に開校した「日本初の全寮制小学校」です。対象は小学1年生から6年生(6〜12歳)で、1年生から全員が寮で生活します。運営は学校法人神石高原学園で、創立者の末松弥奈子氏が理事長を務めています。
学校教育法第一条に定められた、いわゆる「一条校」であり、日本の小学校として正式に認められています。さらに、授業の多くを英語で行う英語イマージョン校として、文部科学省の教育課程特例校の指定も受けています。カリキュラムは、日本の学習指導要領と、英国で2000年に開発された探究型の国際初等カリキュラム「IPC(インターナショナル・プライマリー・カリキュラム)」を融合させた独自のもの。公式サイトにはIPC認定(2023〜25年)のマークが掲げられています。各学年にはインターナショナル教員と日本人教員の2名が配置され、日本の学力水準を保ちながら、国際的な視野を育む探究学習を英語と日本語の両方で進めます。1年生の入学時に英語力は求められず、学校からの連絡はすべて日英併記のため、保護者が英語を話せなくても心配はいりません。
豊かな自然環境は、そのまま学びの場になっています。「ネイチャープログラム」では、校内のファームで野菜を育て、はちみつを採り、牛の世話をします。近隣農家の協力を得て田植えや稲刈りも体験し、収穫した米で餅つきをしたり「JINIS米」として販売したりすることで、社会や経済の仕組みを肌で学びます。川での生き物観察や月の満ち欠けの観察、IPCの理科実験など、本物に触れる学びが日常にあります。安全・防災教育を含むファームプログラムに加え、寮生活を生かした食育や消費者教育にも取り組んでいます。
日本を「ホストカントリー」と位置づけ、茶道や座禅、餅つき、ひな祭り、こいのぼりといった伝統文化に触れる機会を多く設けています。一方で、インターナショナル教員が中心となってボンファイヤーやクリスマス、チャイニーズニューイヤーなど世界の行事も楽しみます。体育ではシーズンスポーツを取り入れ、1学期は自転車と水泳、2学期はゴルフとテニス、3学期はスキーとスケートに挑戦します。
全校児童が寮で暮らすのがJINISの前提です。ハウスペアレンツが寮に住み込み、教職員が24時間体制で子どもたちを見守ります。学校は住宅地から離れた静かな場所にあり、警備スタッフが来訪者を管理しています。校舎には教室、図書室、ダイニング、プレイガーデン、日本庭園があり、寮にはプレイルーム、浴室、キッチンも備えています。食事はシェフ・松嶋啓介氏の監修で、「うま味」と地産地消を大切にしています。制服はファッションデザイナーの芦田多恵氏がデザインしました。週末は金曜・土曜で、日曜日は通常授業です。アドバイザーには、ル・ロゼ学院前校長のロブ・グレイ氏、英国ドラゴンスクール前校長のジョン・ボー氏が名を連ねています。
定員は1学年24名、全校で144名の小規模校です。教育の主眼は海外の中等ボーディングスクールへの進学に置かれており、学校が公表する進学先一覧には、ル・ロゼ学院、ドラゴンスクール、ミルフィールド、ジーロン・グラマースクール、フェッセンデンスクール、ショーニガンレイク・スクールなどが並びます。一条校のため、国内の公立・私立中学校へ進むことも可能です。
入試は一斉試験ではなく個別対応で、通年で受け付けています。2027年度は新1年生12名を募集しており、転入・編入は学年に空きがある場合に随時受け入れます。まず個別のオンライン学校説明会でJINISについて理解を深め、次に学校見学へ。2泊3日の体験入学も用意されています。翌年4月の新入学を考えている家庭には、年長(K3)の夏にサマーキャンプへ参加することを勧めています。
この学校の特徴
- 広島県高地にある先駆的な自然ベースの学校
- 英語と日本語のバイリンガル教育
- 日本の学習指導要領とIPCを統合したカリキュラム
- 森林と河川を活用した充実したアウトドア教育
- きめ細やかな対応が可能な小規模で親密なコミュニティ
プログラム
重点分野
認定・加盟団体
入試案内
翌年4月入学の場合は6月~12月の出願を推奨。留学ビザが必要な海外からの出願者は、入学希望日の4か月以上前の出願を推奨しています。
出願締切
通年受け付け
現地受験かオンラインか
オンラインの後に現地
費用
- 出願料
- ¥50,000
- 入学金
- ¥500,000
- 学費
- 授業料・寄宿料・施設費を含め年間約736万円(別途デポジット100万円)
入試詳細
個別アセスメント(面接)
英語力(転入・編入)
進学実績
連絡先
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